私は27歳の時に作業療法士という医療職からインフラ&ネットワークエンジニアにキャリアチェンジしました。
マイナビ転職を利用してインフラエンジニアに就職した1社目は、年収270万円のブラック企業でした。
今思えば、「転職サイト」ではなく「転職エージェント」を利用するべきだったのですが、その頃は何の知識もなくIT業界1年目のスタートに失敗したのです。
その後は2度にわたって「転職エージェント」を利用して転職しましたが、転職のたびに100万円以上の年収アップに成功し、4年目には年収650万円まで一気に増えました。
4年という短い期間でしたが、転職カードを有効に活用して年収の大幅アップに成功したので、それなりにアドバイスできることがあると思いこのブログにまとめることにしました。
私が利用した転職エージェントの体験記も含めて、エンジニアの方におすすめの転職エージェントサービスを7つご紹介します。
売り手市場のIT業界、とりわけITエンジニアは勇気を持って行動した者のみが幸せな未来をつかめます。
私もみなさんと一緒に切磋琢磨していけると嬉しいです。
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転職活動は早めが有利。前向きに行動しよう。
勤めている会社が日系企業の場合、評価が直接的に年収アップへ繋がることは難しいため、手っ取り早く年収アップをするためには転職カードを効果的に使うことがおすすめです。
一昔前に比べ、転職を複数回するエンジニアは自身のキャリアに前向きと捉えられるようになってきました。
また、IT業界については「石の上にも3年」という格言も適用されませんので、1つの会社に務める期間もどんどん短くなってきています。
私は3度目の転職に成功したときは、在籍11ヶ月で転職し年収アップすることに成功しました。
逃げの転職ではなく、前向きの転職であれば在籍期間が短くても大丈夫だと個人的に考えています。
実際みなさんが今ブラック企業に勤めているのであれば、一刻も早く逃げることを検討しましょう。
ただし、動機を説明するときはできるだけ前向きな部分をフォーカスして説明してください。
自分で理由を明確に説明できればなんでもOKです。
新しいことにチャレンジしたい、Web業界にチャレンジしたい、上流工程をやりたい、など絶対に何かしらあるはずです。
転職活動は年齢が若い人ほど有利です。(もちろん若くない人にも需要がたくさんありますので安心してください)
そして今日が人生で1番若い日です。現状を変えたい方は1日も早く勇気をもって行動しましょう。
インフラ&ネットワークエンジニアの仕事内容
インフラ・ネットワークエンジニアと一言でいっても仕事内容は業界やトレンドによって多岐に渡ります。
たとえばSIerやNIerで働くインフラエンジニアの業務内容は大きく以下のように分けられます。
インフラエンジニアの業務内容
- コンサル
- 提案(プリセールス)
- 要件定義
- 基本設計・詳細設計
- 検証・構築
- 運用・保守
これはITシステムのライフサイクルに関連しています。
下記はネットワーク機器メーカー世界最大手の「シスコシステムズ」が定義する、ITインフラストラクチャのライフサイクルです。
ライフサイクルのフェーズによって担当する業務が変わり、それぞれ得意とするエンジニアが存在しています。
シスコの定義するライフサイクルと業務内容
ライフサイクルのフェーズ | 活躍できるインフラエンジニア |
準備 | コンサルや提案(プリセールス)を得意とするインフラエンジニア |
計画 | プロジェクトマネジメントを得意とするインフラエンジニア |
設計 | 基本・詳細設計を得意とするインフラエンジニア |
実装 | 検証や構築を得意とするインフラエンジニア |
運用 | 運用・保守を得意とするインフラエンジニア |
最適化 | ユーザ業務に熟知したシステム管理者であるインフラエンジニア |
一般的に準備から設計までを上流工程と呼び、実装から最適化までを下流工程と呼びます。
ライフサイクルのフェーズごとに専門的に担当する場合もありますし、上流から下流まで全ての業務を一気通貫して担当する場合もあります。
ちなみに上流・下流という名称ですが、どちらの方が優れているとか偉いといった選別はありません。それぞれのフェーズにプロがいて専門性が少しずつ異なります。
インフラ&ネットワークエンジニアの将来性とキャリアパス
インフラ/ネットワークエンジニアの仕事は、「パブリッククラウドの拡大」というITトレンドによって需要が減少すると言われいます。
たしかにネットワーク、サーバ、ストレージといったハードウェア機器はクラウドへの移行により販売台数が確実に減少しています。
また、ハードウェアだけでなく、ハイパーバイザー やミドルウェアといったインフラ部分のソフトウェアやライセンスも、パブリッククラウドによりどんどん抽象化され、顧客が自前(オンプレミス)で資産を持つ必要がなくなってきています。
しかし、現役エンジニアの私にはインフラエンジニアの需要は今後も伸び続けるという確信があります。
なぜかというと、パブリッククラウド上でもインフラシステムの設計が必要になることや、オンプレミス(自社設備)とクラウドの連携が必要となり、そこにはインフラエンジニアのスキルが必要となるためです。
また、昨今はセキュリティの需要が高まっており、セキュリティスキルを持っているエンジニアは市場で需要が高まっています。
これまで20年近く続けてきたハードウェア機器の販売とインテグレーションというビジネスモデルをそのまま継続することは難しいものの、市場で求められているニーズに対して柔軟に対応できる企業やインフラエンジニアは今後も成長を続けるでしょう。
インフラエンジニアのキャリアアップについては別の記事で詳しくまとめています。合わせて参考にしてください。
関連記事:インフラエンジニアのキャリアアップ&年収アップ戦略を具体的に解説
インフラ&ネットワークエンジニアの転職市場トレンド
インフラ&ネットワークエンジニアとして年収アップをするためには、時代に合わせて注目されている分野でスキルを身につけ、市場価値を上げていくことが大切です。
要求されるスキル(付加価値)は時代によって変化します。
ITエンジニアは一生勉強を続けないといけない職業なので、足を止めた瞬間に時代に取り残された市場価値の低いエンジニアになってしまいます。
近年では下記のようなスキルが注目されています。
インフラ&ネットワークエンジニアの注目スキル
- コンサルティング
- プログラミングスキル(フルスタックエンジニア)
- パブリッククラウド
- コンテナ仮想化
- セキュリティ
- 自動化・RPA
- 機械学習
- DX(デジタルトランスフォーメーション)
- 5G(ローカル5G)
新しいことに柔軟に挑戦できる前向きなエンジニアは、いつの時代も企業(特に成長している企業)が積極的に欲しがる人材です。
最近ではDevOpsやInfrastructure as Code(IaC)といった新しいプラクティスにより、プログラミングまで幅広くできるインフラエンジニアになれば一発で市場価値が上がるようになりました。
SIer業界からWeb業界へ転向するインフラエンジニアもどんどん増えています。
また、ビジネス英語ができるだけで転職に有利となり、外資企業への転職で一気に年収を上げるインフラエンジニアもたくさんいます。
今すでに持っているご自身の専門性にプラスして、新しいスキルを身につけていけばエンジニアとしての市場価値は爆速で向上します。
インフラ&ネットワークエンジニアの年収
dodaや他の大手転職サイトの情報によると、ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの年収はだいたい下記の通りになります。
インフラエンジニアの平均年収
- ネットワークエンジニアの平均年収:451万円 ※dodaで確認する
- サーバエンジニアの平均年収:467万円 ※dodaで確認する
業界経験の長い私からすると、この年収は少し低すぎるかなという感想です。
そもそも、担当している仕事、プロジェクト規模、商流、キャリアアップの仕方、役職などで給料なんて大きく変わりますし、平均年収を語ることにあまり意味はありません。
重要なので述べておきたいことですが、インフラエンジニアは非常にキャリアアップがしやすい職種です。
私は未経験でIT業界に飛び込んだときに年収270万円でしたが、4年目には650万円まで年収を上げることができました。
重要なのは先ほども述べたとおり、市場価値を上げることを意識してキャリアアップすることです。
希少性の高いエンジニアになれば、20代でも平均を大きく上回るインフラエンジニアになることが必ずできます。
私の年収については下記で公開しています
こんにちは、モリタです。今回は私のネットワークエンジニアとしての職務経歴をまとめたいと思います。全体のプロフィールは別途こちらにまとめていますので合わせてご参照ください。私はもともと病院で医療の専門職種として働いてい[…]
おすすめの転職エージェント7選
私がインフラ&ネットワークエンジニアの方におすすめした転職エージェントは下記の7つです。
同じ会社で「転職サイト」と「転職エージェント」を両方運営していることがありますが、必ず「転職エージェント」を選ぶようにしてください。
転職エージェントで担当してくださるキャリアアドバイザーとの相性や、非公開の独占求人などでエージェントによって違いがありますので、複数社登録しておくことをオススメします。
おすすめの転職エージェント7選
エージェント名 | 求人の傾向 | 求人数 | 年齢層 | 特徴 |
マイナビ IT AGENT | 日系大手やベンチャーに強い | ○ | 20代・30代 |
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リクルートエージェント | 日系・外資、Web、ゲームなど、幅広い業界に対応 | ◎ | 20代〜40代 |
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dodaエージェント | リクルートエージェントと同じく幅広い業界に対応 | ◎ | 20代〜40代 |
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type転職エージェント | 一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人に特化 | ○ | 20代〜30代 |
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レバテックキャリア | IT・Webに特化 クリエイターやデザイナー求人も多数 | ○ | 20代〜30代 |
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JACリクルートメント | 管理職・スペシャリスト・外資などの高年収求人が多数 | ○ | 30代〜50代 |
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ビズリーチ | エクゼクティブ・管理職・スペシャリストなどの高年収求人に特化 | ○ | 30代〜50代 |
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合わせて読みたい①:転職サイトよりも転職エージェントを使うべき5つの理由
合わせて読みたい②:転職エージェントは自分に合ったアドバイザーのタイプを探そう!
①マイナビIT AGENT
まず20代や30代前半の若い方におすすめの転職エージェントは、マイナビ IT AGENTです。
マイナビIT AGENTは、株式会社マイナビが運営する「IT・Web業界」への転職支援に特化したエージェントサービスです。
転職サイトの「マイナビ転職」ではなく、エージェントサービスの「マイナビ IT AGENT」をおすすめしていますので間違えないように気をつけてください。
大企業からスタートアップまで幅広い求人数を取り扱っていることや、転職支援期間に制限がないことから、確実に転職したい方におすすめのエージェントサービスです。
IT・Web業界に精通しているキャリアアドバイザーが多数在籍しており、手厚いサポートを受けることができるため、業界未経験の方も安心して利用できます。
「20代に信頼される転職エージェントNo.1」と謳っているだけあり、利用者層は20代〜30代をメインターゲットとしています。
マイナビIT AGENTは求人情報の8割は非公開求人となっており、マイナビが独占している求人もたくさんあります。
マイナビ IT AGENTは、未経験の方、20代から30代前半の方、はじめての転職の方に特におすすめです。
②リクルートエージェント
リクルートエージェントは日本で1番知名度の高い、業界最最大手の転職エージェントサービスです。
会社の歴史も40年以上と古く、業界を牽引するとともに自ら1位のポジションを不動のものにしてきました。
リクルートエージェントの特徴は、なんといっても圧倒的な求人数です。
IT業界にも強く非公開の求人も大量に保有していますので、たくさんの求人をみて選びたい方にはおすすめのエージェントサービスです。
転職エージェントは複数利用して比較しながら利用することを推奨していますが、バランスのいいリクルートエージェントは組み合わせの1つとして選択肢に入れておきたいところです。
取り扱う求人数も幅広いので、年齢、業界、経験年数を問わず全ての方におすすめできます。
私もリクルートエージェントを利用して転職活動をしたことがあります。
担当してくださったキャリアアドバイザーは、インフラエンジニアを専門に対応しているということで、キャリアアップの相談まで親身に乗ってくれました。
そのときは結局dodaのエージェントサービスから転職することになったのですが、理由を伝えると快く了承してくださりました。
転職エージェントは求職者が転職して初めて報酬が発生するビジネスモデルなので、割と強引にでも転職をさせようとするエージェントも多い中で、さすがリクルートは業界最大手なだけあって余裕があるなと思った記憶があります(笑)
私たちと転職エージェントの関係性は転職が成功したらもうおしまいと思いがちですが、2度目や3度目の転職でまた利用することもできるのです。
無理やり自分たちのサービスから転職をさせずに、企業と求職者の両方と長い付き合いを心がけている点はいい転職エージェントだなと思いました。
あと、リクルートエージェントを実際に利用していた感想として、他のエージェントに比べ書類選考の合格率がよかった印象があります。
担当してくださったキャリアアドバイザーが個別で推薦状を書いてくださっていましたので、その方の転職エージェントとしてのスキルが高かったのかもしれません。
書類審査が通った会社の中でも、相手の企業が自分に対してどれくらい興味を持っているかをレベルに分けて教えてくれたのもわかりやすかったポイントです。
私もまた転職する機会があったら、リクルートエージェントは利用すると思います。
③dodaのエージェント
dodaのエージェントサービスはリクルートエージェントに次いで求人数を多く保有しています。
私はIT業界で3回転職活動していますが、2度目と3度目の転職はdodaで成功しました。
キャリアアドバイザーはサバサバとした女性でしたが、私のキャリアや希望に対してかなり突っ込んで棚卸ししてくださりました。
転職エージェントに登録すると最初にキャリアアドバイザーと面談することになるのですが、私がなんとなくイメージで持っていた希望の転職先やキャリアにたいしてガンガン突っ込んできて思っていたことを言語化してくれました。
キャリアアドバイザーも転職のプロなので、経験の浅かった当時の私にはリードしてくれるタイプのエージェントがちょうどよかったのかもしれません。
dodaは転職イベントも積極的に実施しています。
私が大手SIerへのキャリアアップを目指していた時、年齢の割りに経験年数が浅かったため、なかなか書類選考が通らないことがひとつの悩みでした。
そこでdodaの転職フェアが水道橋の東京ドームシティで開催されていることを知り、希望の企業も出展していましたので参加することにしました。
その当時は面接までいければ内定を取れるという謎の自信(若手の過信ですw)がありましたので、実際に企業の人事担当者と直接会える転職フェアは絶好のチャンスとなりました。
あと本題とずれますが、登録者向けの勉強会も定期的に実施しており、私は英語の勉強会に参加しましたが、外国人講師が面白い人でとても満足度の高い勉強会でした。
dodaは業界最大手のリクルートエージェントと並んで大量の求人数を保有していることもあり、年齢、業界、経験年数を問わず全ての方におすすめできます。
④type転職エージェント
type転職エージェントも、私が実際に登録して利用したエージェントサービスです。
キャリアアドバイザーは男性の元エンジニアの方でしたが、面談した時のエピソードがなかなか印象的でしたのでご紹介します。
登録するとやはり始めにキャリアアドバイザーと面談することになるのですが、私のキャリアと希望を聞いて「今転職するよりも、もう少しそこで経験を積んだ方がいい」というアドバイスをくれました。
当時私が上流工程の設計フェーズができていたので、今ヘタに転職して希望の仕事ができないということよりも、もう少し設計のキャリアを積んでから転職活動をした方がさらに有利になるという意見でした。
その意見を聞いて私も当時納得をしましたので、そこでいったん転職活動を中止しました。
typeエージェントの利用はその面談1度きりでおしまいで、非常に拍子抜けした記憶があります。(その後メールで何度か心境の変化についてフォローがありました)
私の基準では、無理に転職させようとしない転職エージェントは信用できると考えているので、typeエージェントも間違いなく信用できる転職エージェントのひとつです。
type転職エージェントは、私に転職しないという選択肢をくれた唯一の企業です。安心して利用していただいて大丈夫です。
一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の求人に特化していますので、首都圏で転職したい方におすすめです。
⑤レバテックキャリア
レバテックキャリア は今回ご紹介する転職エージェントの中で、唯一IT・Webに特化したエージェントサービスです。
私は利用したことがありませんが、ITに特化しているだけあり専門性の高いエンジニアから非常に評判がいいのでご紹介しました。
案件の質は高く、レバテックキャリア でしか扱っていない非公開の独占求人も多数保有しています。
非公開求人が公開求人の3倍もあるそうなので、一度登録して非公開求人をみてみるのもおすすめです。
レバテックキャリア は、転職エージェントの中でもキャリアアドバイザーの質が高いという口コミが特に多かったです。
また、マイナビエージェントやリクルートエージェントに比べ若干知名度が落ちるぶん、利用者が比較して少なく、キャリアアドバイザーがゆっくりと時間をかけて一人ひとりに向き合ってくれるというメリットも評価されています。
転職エージェントはただ単に求人を紹介するだけでなく、面接対策、履歴書・職務経歴書対策、企業情報、現在所属している企業との退職の調整など、サービスが多岐に渡り、流れ作業ではできない仕事です。
エンジニアにとって売り手市場の昨今、キャリアアドバイザーが相対的にたくさんの求職者を抱えている他の超大手エージェントに比較して、丁寧にサポートしてくれることは大きなメリットとではないでしょうか。
面接対策、職務経歴書対策、キャリアプランなど、キャリアアドバイザーに丁寧にサポートしてもらいながら転職活動をしたい方におすすめの転職エージェントです。
インフラ&ネットワークエンジニアのハイクラス向け転職エージェント
ここまでご紹介してきた転職エージェントは、転職経験の少ない方も含めて幅広く利用できるものでしたが、今からご紹介するJACリクルートメントとビズリーチは、ミドル〜ハイクラスの方向けのエージェントサービスです。
目安としては、転職して年収600万円以上を目指す方であれば、絶対に利用したい転職エージェントです。
⑥JACリクルートメント
JACリクルートメントは、45年の歴史と確かな実績をもつミドル〜ハイクラス向けの転職エージェントサービスです。年収500万円以上を目指す方をメインターゲットにしています。
JACリクルートメントは評判がとてもよく、私も次に転職活動をする時は絶対に利用しようと思っています。
ハイクラス向けのエージェントサービスということもあり、求職者のターゲットは主に30歳以上となっており、45歳以上の転職実績も豊富です。
特定スキルに関するスペシャリスト、マネジメント経験者、英語などの語学能力があると特に転職に有利になるようです。
求人数はリクルートエージェントやdodaほど多くありませんので、たくさんの求人の中から選ぶと言うよりは、ハイクラスの求人にターゲットを絞って狙い撃ちしにいくような転職活動になります。
ぶっちゃけ希望企業が定まっていないとたくさんの求人をみたところで迷ってしまいますので、少数の有望な求人にターゲットを絞ってしっかり企業対策をする作戦は効率がいいです。
たくさんの求人の中から選びたい方は、リクルートエージェントやdodaのエージェントサービスと併用して利用することをおすすめいたします。
エンジニアの方には、転職のときはぜひ年収アップを目指して欲しいと私は考えています。
JACリクルートメントは、年収の下がるような転職よりもキャリアアップできる転職を推奨している超優良のエージェントサービスです。
長い歴史で築き上げた確かな実績を持っていますので、安心して利用することができます。
⑦ビズリーチ
ビズリーチもJACリクルートメントと同様に、高年収に絞った転職活動におすすめの転職エージェントです。
「年収600万円以上の方に指示される転職サービスNo.1」と謳っているだけあり、主な取り扱いはハイクラス向けの転職エージェントです。
年収1,000万円以上の求人が約4万件もあり、全体の30%を占めるそうです。
この4万件という数字は業界全体でみても非常に多い水準で、高年収案件に限れば業界最大手であるリクルートエージェントの約4倍もの件数になります。
ビズリーチの最大の特徴は、われわれ利用者にも会員料金が発生することです。
ビズリーチの利用料金
会員クラス | 利用料金 | 備考 |
ハイクラス会員 | 5,478円/30日(税込み) | 現在の年収が750万円以上の方が対象(※) |
タレント会員 | 3,278円/30日(税込み) | 現在の年収が750万円未満の方が対象(※) |
無料プラン | 無料 | プラチナスカウトのみ閲覧・返信が可能 |
※以前は現在の年収が750万円以上がハイクラス会員、750万円未満がタレント会員と明記されていましたが、現在は「ビズリーチ独自の審査基準により決定される」と変更されています。
有料なので少しハードルが高く感じるかもしれませんが、それだけ求職者も企業側も本気ということなので、お互いにとっていい出会いが期待できます。
ハイクラス求人を募集している企業から本気のスカウト(直接オファー)も届きますので、そのスカウトで自分の市場価値を知ることもできます。
無料会員の場合、通常のスカウトでは企業名まで閲覧できないといった制約はあるものの、スカウトを受けることは有料会員と同様に可能です。
いったん無料会員で登録してみて、サービスの質やスカウトの反応をみてから有料会員に切り替えるといった使い方がおすすめです。
ビズリーチは、高年収で確実に転職したい本気の人におすすめの転職エージェントです。
さいごに
本日はインフラエンジニア・ネットワークエンジニアのかたにおすすめの転職エージェント7社を厳選してご紹介しました。
経験年数の浅い方や、ミドルからハイクラスの方などで転職の戦略が変わってくると思います。
私はエンジニアの方には絶対にキャリアアップと年収アップができる転職をして欲しいと考えています。
本日ご紹介した転職エージェントは実際に私が利用した感想や、多数の口コミを参考にピックアップしました。
無理に転職させたり、簡単に年収ダウンをさせるような転職エージェントはよくありませんので、ぜひ複数のエージェントサービスを組み合わせて利用していただくことをオススメします。
キャリアアドバイザーのタイプもそれぞれ違ってきますので、自分にマッチする方をを探してみてください。
ひと昔前に比べ、転職しながらキャリアアップを目指すことが可能になったIT業界はチャレンジしがいのある業界です。
勇気を持って一歩を踏み出した人に幸せが訪れます。ぜひ一緒にキャリアアップしていきましょう。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!