こんにちは、現役インフラエンジニアのモリタです。
本日は一言でインフラエンジニアの専門職種である「ネットワークエンジニア」と「サーバエンジニア」の違いについて、両方の経験を持つわたしの立場から解説していきます。
私は27歳の時に未経験からIT業界にキャリアチェンジしてもうすぐ10年になります。
インフラエンジニアとして、公共・文教・金融・社会インフラ・ヘルスケア市場の大規模インフラを設計・構築をしてきました。
最近ではインフラエンジニアとしての幅を広げるために、サーバやセキュリティのプロジェクトを中心に担当しています。
今回はインフラエンジニアとして長年働いてきた経験から、ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの違いについてご説明します。
未経験からIT業界にチャレンジをしたい人、インフラエンジニアとしてキャリアアップを目指している人たちに是非読んでいただきたいです。
それではよろしくお願いいたします。
Table of Contents
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの違い
最初にネットワークエンジニアとサーバエンジニアの違いについてみていきましょう。
ネットワーク・サーバエンジニアを合わせてインフラエンジニア
下記は、代表的なシステムの一例を簡単に表した図です。
この図からネットワークエンジニアとサーバエンジニアの担う職務範囲の違いについてお分かりいただけると思います。
<代表的なシステムの一例>
一般的にネットワークエンジニアとサーバエンジニアを合わせて「インフラエンジニア」と総称されています。
とはいえネットワークエンジニアやサーバエンジニアという分類に明確な定義はないので、ここではあくまでインフラエンジニアの全体像を簡単に把握していただければ大丈夫です。
サーバエンジニアを担当業務ごとに細かく細分化することもある
先ほどの図をみてみると、サーバエンジニアの担当領域がネットワークエンジニアに比べ広いことがわかります。
企業によっては、サーバエンジニアをさらに担当業務ごとに細分化して専門の体制を作っていることもあります。
サーバエンジニアの中には、ハードウェアやハイパーバイザーを中心に設計する「プラットフォームエンジニア」をはじめ、「データベースエンジニア」や「ストレージエンジニア」と呼ばれる人たちもいます。
インフラ/サーバ周りの技術は一つずつを掘り下げると奥が深く、各エンジニアにも個別の専門性が求められています。
サーバエンジニアと一言にいっても
- プラットフォームエンジニア(ハードウェアやハイパーバイザー)
- データベースエンジニア(データベース)
- ストレージエンジニア(ストレージ)
と呼ばれる人たちもいる
昔はネットワークもサーバも全て同じ人が構築していた?!
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアを合わせて「インフラエンジニア」と総称すると説明しましたが、その分類は明確に定義されているわけではありません。
昔はネットワークからサーバまで、インフラを全てまとめて同じ人たちが担当することが普通でした。
もっと言えば、プログラマがインフラも含めて全てやっていました。
時代とともにITの技術が高度化・複雑化する中で、担当分野を細かく分けてそれぞれ専門部隊を構える体制が現在では一般的になっています。
ITエンジニアと一言にいってもたくさん存在している
- システムエンジニア
- プログラマー
- プリセールスエンジニア
- プロジェクトマネージャー
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- サーバエンンジニア
- プラットフォームエンジニア
- ストレージエンジニア
- セキュリティエンジニア
- Webエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- フィールドエンジニア
- 社内SE
などなど・・・
大企業ほど担当範囲が狭く、中小企業ほど広くなりがち
一般的に大企業ほど職種を細分化して特定分野に特化したスペシャリストを育て、中小やベンチャーほど幅広い分野に精通したジェネラリストを育てる傾向にあります。
なぜなら大企業のほうが大きな与信(会社経営の信用度)で受注するプロジェクトの規模が大きくなりやすく、システム導入の過程でコンポーネント(システムの構成要素)ごとに細かい体制を作ることができるためです。
逆に中小企業では、同じ人たちでネットワークからサーバまで一気通貫して構築しないといけないことがあります。
また別の角度での話しとなりますが、同じ会社でも東京はエンジニアが豊富にいるので機能ごとに細分化した体制を作りやすい一方、地方は幅広い分野への対応が求められる傾向もあります。
これはどちらが良いとか悪いといった話をしているわけではありません。
各個人で向き不向きもありますので、自分のキャリアパスの中でどのような経験を選択するかを徐々に考えていけば大丈夫です。
エンジニアチームの体制については企業によって考え方が変わりますので、就職や転職を検討している方はしっかりと担当する業務について事前に確認するようにしましょう。
インフラエンジニアに必要な基本スキル
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアのそれぞれが求められる基本的なスキルについて確認していきましょう。
インフラエンジニアの分野別オススメ書とサイトは下記にまとめています
▶︎▶︎▶︎【決定版】インフラエンジニアにおすすめの本とサイト
【記事で紹介しているおすすめ書の分野】
インフラアーキテクチャ全般、ネットワーク、ストレージ&ストレージネットワーク、仮想化、コンテナ、クラウド、HCI、セキュリティ、サーバ、シェル、ロードバランサーなど
ネットワークエンジニアに必要な基本スキル
ネットワークエンジニアに求められる基本スキル
- ルータ やスイッチをはじめとしたネットワーク機器の操作
- TCP/IPをはじめとしたネットワークレイヤーのプロトコル知識
ネットワークエンジニアに求められる基本的なスキルは、ルータやスイッチをはじめとしたネットワーク機器の操作や、TCP/IPをはじめとしたネットワークプロトコルの知識です。
ネットワーク機器の動きを理解するためには、OSI参照モデルで言うところのLayer2〜4の知識が特に求められます。
【OSI参照モデル】
第7層(レイヤー7) | アプリケーション層 | HTML、プログラミング |
第6層(レイヤー6) | プレゼンテーション層 | 文字コードなどのデータ表現形式 |
第5層(レイヤー5) | セッション層 | 通信の確率・維持・終了 |
第4層(レイヤー4) | トランスポート層 | データ転送の信頼性、再送(TCP or UDP) |
第3層(レイヤー3) | ネットワーク層 | ネットワーク間の通信(IPアドレスのパケットによるルーティング) |
第2層(レイヤー2) | データリンク層 | 同一セグメント内の通信(MACアドレスのフレームに基づく通信) |
第1層(レイヤー1) | 物理層 | ビット列を電気信号に変換 |
OSI参照モデルというよくわからない言葉が急に出てきて拒絶反応が出るかもしれませんが、ネットワークエンジニアをしていると勝手に理解できますので慌てなくても大丈夫です。
ここでは、「Layer2はMACアドレスのフレームをもとに通信する」、「Layer3はIPアドレスのパケットをもとに通信する」、「Layer4はTCPまたはUDPで通信する」と簡単に覚えていただければ大丈夫です。
MACアドレスとか、IPアドレスとか、パケットという言葉は知名度の高いワードなので聞いたことがある人もいるかもしれません。
サーバエンジニアに必要な基本スキル
サーバエンジニアに求められる基本スキル
- サーバやストレージをはじめとしたハードウェア製品の取り扱い
- 仮想化するためのハイパーバイザー(ソフトウェア)製品の取り扱い
- LinuxやWindows ServerなどのOS知識
- アプリケーション層を動作させるためのミドルウェアの知識
先ほどご説明した通り、サーバエンジニアに求められる基本スキルは大変幅広いです。
サーバやストレージといったハードウェアの知識をはじめ、仮想化、サーバOS、ミドルウェアといったソフトウェアの知識も必要となります。
サーバエンジニアとしていきなり全ての分野をカバーすることは難しいので、まずはこの中で得意分野を作っていくことになります。
一見バラバラにみえるシステムですが3Tier構成(スリーティアと読む:サーバ、スイッチ、ストレージの接続構成)を代表するように中では密接に連動して動いていますので、自分の専門分野だけでなくシステムの全体像を把握しながら勉強していきましょう。
<代表的なシステムの一例>
ネットワーク・サーバエンジニアに共通して求められる基本スキル
インフラエンジニアに共通して求められる基本スキル
- コミュニケーション能力!
- 案件マネジメント能力
- 論理的思考力
インフラエンジニアに求められる共通のスキルとして「コミュニケーション能力」がよくあげられます。
これはインフラエンジニアだけでなく、全システムエンジニアに共通していえることです。
現にIT企業の人事担当者へのアンケートでは、採用で重要視している点に「コミュニケーション能力」が一位になっています。
ネットワークエンジニアもサーバエンジニアも、お客様の要件や課題を明確にして解決していかなければならない仕事なので、技術さえあれば大丈夫と言うことは全くありません。
私も働いていて、お客様との調整だけでなく社内でも円滑なコミュニケーション能力を取りながら課題を解決していく人をみると本当に優秀なエンジニアだと感心します。
そのほかにも案件マネジメント能力があげられますが、こちらもコミュニケーション能力と密接に関係しています。
炎上しそうな案件の見極めや、先手の対策など、案件遂行には技術的見地だけでなく社内外のステークホルダーとの調整が大切になってきます。
論理的思考力は現時点で自信がなくても、エンジニアとして意識して研鑽していけば自然と身に付く能力なので安心してください。
インフラエンジニアに求められる高度なスキル
ネットワーク・サーバエンジニアに求められる基本的なスキルを確認したところで、次は各エンジニアが習得したい高度なスキルについてもみていきましょう。
ここで紹介する知識・技術を身につけると、インフラエンジニアとしての付加価値としてさらに市場価値を高めることができます。
ネットワークエンジニアに求められる高度なスキル
ネットワークエンジニアに求められる高度なスキル
- セキュリティ
- 負荷分散
- ネットワーク仮想化:SDN
- マクロやVBA
ネットワークエンジニアに求められる高度なスキルとして、「セキュリティ」、「負荷分散」、「ネットワーク仮想化」、「マクロやVBA」といったものが挙げられます。
先ほどの基本スキルに加えて身に付けるとネットワークエンジニアとしての付加価値になります。
サーバエンジニアに求められる高度なスキル
サーバエンジニアに求められる高度なスキル
- 構築自動化(Puppet、Chef、 Ansibleなど)
- スクリプト言語
- コンテナ
サーバエンジニアに求められる高度なスキルとして、「構築自動化(Puppet、Chef、Ansibleなど)」、「スクリプト言語」、「コンテナ」といったものが挙げられます。
先ほどの基本スキルに加えて身に付けるとサーバエンジニアとしての付加価値になります。
ネットワーク・サーバエンジニアに共通して求められる高度なスキル
インフラエンジニアに求められる高度なスキル
- パブリッククラウド設計
- 顧客の業界知識
- 英語
インフラエンジニアに求められる高度なスキルとして「パブリッククラウド設計」、「顧客の業界知識」、「英語」といったものが挙げられます。
近年パブリッククラウドへのシステム移行が加速しており、パブリッククラウドとの接続やクラウド上の設計スキルがインフラエンジニアとしての市場価値を高めてくれる技術となっています。
またインフラエンジニアとしてのキャリアアップとして「ITコンサルタント」や「プリセールスエンジニア」を目指している方は、顧客業界に対する知識が求められます。
顧客の業界や業務の理解がなければ的確な提案ができないためです。
その他インフラエンジニアは外資メーカの製品を扱うことが非常に多いので英語力が求められます。
最低限、英語で書かれたドキュメントを読む能力が必須となります。(ぶっちゃけGoogle翻訳が優秀なので最低限でも大丈夫です)
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの難易度の違い
現場によってケースバイケースな場合もありますが、基本的にネットワークエンジニアとサーバエンジニアの難易度に差はありません。
どちらも奥が深く専門的なエンジニアになるにはそれなりの学習と経験が必要となります。
最初の図をみるとサーバエンジニアの方が担当範囲が広く難しいような気がしますが、ネットワークも大規模になるとミッションクリティカルな40Gbpsや100Gbpsの大容量データ転送が求められるようになり設計考慮点も比例して増えていきます。
ですので、ネットワークエンジニアもサーバエンジニアも掘り下げると難しいことに変わりはありません。
またインフラエンジニアとして数々の現場を見てきたので確信を持って言えますが、ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの中でどちらが偉いとか偉くないといった権力差もありません。
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの年収の違い
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアで一概に年収の違いを語ることは難しいです。
そもそも年収に関しては正確な一次データがあるわけではないですし、エンジニアが多数在籍している上場企業の有価証券報告書などから推察するしかありません。
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの年収の推察は別の機会でやりたいと思います。
参考までに、マイナビエージェントの引用をご紹介します。
業界経験の長い私からすると、この年収は少し低すぎるかなという感想です。
そもそも、担当している仕事、プロジェクト規模、商流、キャリアアップの仕方、役職などで給料なんて大きく変わりますし、平均年収を語ることにあまり意味はありません。
もう1点述べておきたいことですが、実はインフラエンジニアは非常にキャリアアップがしやすい職種です。
きちんとキャリアアップしていけば、短期間で年収700万円くらいまでは簡単に目指すことができます。
私は未経験でIT業界に飛び込んだときに年収270万円でしたが、4年で650万円まで年収を上げることができました。
私が実際にやったキャリアアップと年収アップのやり方については別の記事でご紹介していますので合わせて参考にしてください。
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアで評価される資格の違い
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアでは担当する職務が違うため評価される資格にも違いがあります。
ネットワークエンジニアが評価される資格
ネットワークエンジニアが評価される資格
- ネットワークスペシャリスト(国家資格)
- シスコ技術者認定資格(CCNA、CCNP、CCIEなど)
ネットワークエンジニアとして評価される資格の代表として、「ネットワークスペシャリスト」と「シスコ技術者認定資格」があります。
シスコ(Ciscoシステムズ)はネットワーク機器で業界一位のシェアを誇るアメリカのネットワークベンダーが認定している資格です。
シスコシステムズのネットワーク機器の操作だけでなく、ネットワーク全般のプロトコルについて理解が求められます。
サーバエンジニアが評価される資格
サーバエンジニアが評価される資格
- LinuC(旧LPIC)
- MCP(マイクロソフト認定資格)
- VMware認定資格
- オラクル認定資格
サーバエンジニアは担当領域が広いので、領域により評価される資格が変わってきます。
OSやミドルウェアなどのスキル証明であればLinuCやMCP(マイクロソフト認定資格)、プラットフォームならVMware、ストレージならオラクルなどと変わってきます。
それぞれに難易度別のトラッキングが用意されており、上位資格は非常に取得が難関な資格になっています。
インフラエンジニアの資格はたくさんある
ネットワークもサーバも共通していることですが、製品やサービスを提供しているほとんどの外資メーカでそれぞれ認定資格制度を設けています。
これは外資ベンダーが日本で製品を販売するにあたり、その製品の知識を持つエンジニアを市場で確保する目的があります。
外資ベンダーの多くは製品を販売するために日本のSIer(エスアイアーと読む:システムインテグレータ)と個別に販売契約を結ぶディストリビューター方式を取っており、その販売許可をとるためにSIerはベンダーの用意した条件を満たさないといけません。
その条件のひとつとして「○名以上 弊社の認定資格者を有すること」などがあるのです。
そのため繰り返しとなりますが、担当する業務や所属する企業で本当に評価される資格は変わってきます。
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの需要と将来性
インフラエンジニアの将来性はどうなっているでしょうか?これから目指す人のためにも一緒にみていきましょう。
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの将来性
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの将来性を握る鍵
- パブリッククラウドへのシステム移行
- 需要に対して専門家が不足している
- セキュリティの需要増
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの需要は、パブリッククラウドへのシステム移行という潮流によって減少するという意見が多く存在しています。
たしかにこれまでのSIerではハードウェア機器の販売が利益の筆頭でしたが、クラウドへの移行により販売数が確実に減少しています。
SIerはこれまで培ってきたビジネスの方向性を転換する必要がでてきました。
とはいうものの、現役の私からしたらインフラエンジニアの需要は今後も伸び続けるという確信があります。
なぜかというと、パブリッククラウドに移行したところでパブリッククラウド上でのシステム設計者が必要になることや、パブリッククラウドに完全移行するのではなくオンプレミス(自社設備)との連携が求められ、そこにはインフラエンジニアのスキルが必要となるためです。
そもそも現時点でインフラエンジニアが需要に対して不足していることや、ITという市場自体が今後も拡大していくことが確実なことも理由のひとつです。
また、昨今はセキュリティの需要が高まっており、セキュリティスキルを持っているエンジニアは市場で需要が高まっています。
これまで20年近く続けてきたハードウェア機器の販売というビジネスモデルをそのまま継続することは難しいものの、市場で求められているニーズに対して柔軟に対応できる企業やインフラエンジニアは今後も成長を続けるでしょう。
インフラエンジニアとして転職先を探す際は、是非その企業方針を確認するようにしてください。
古い考えに取り残されている企業では、エンジニアとして成長する環境がありませんので注意が必要です。
未経験からインフラエンジニアになる方法
未経験からインフラエンジニアを目指すには、独学で学んで就職する方法と、ITスクールや職業訓練校で学んでから就職するパターンがあります。
私は東京都の職業訓練校で半年間勉強をしてからインフラエンジニアになりました。
実際に未経験からIT業界にキャリアチェンジをした私がオススメする方法は、無料のITスクールで学んでから就職する方法です。
ITスクールをオススメする理由は、インフラエンジニアは特殊な知識を求められるエンジニアなので独学だけで体系的なスキルを身に付けることが難しいと考えているためです。
たとえ就職できたとしても給料が必要以上に低かったり、とにかく人手を必要としているブラック企業にしか入れなかったりするのが関の山です。
慌てずに正しい知識を身に付けることが一番の近道です。
未経験の方がITスクールで学んでからネットワークエンジニアになるならネットビジョンアカデミー(NVA)がオススメです。
ネットビジョンアカデミーは、未経験から1ヶ月間の専門講師によるスキル学習をはじめ、ネットワークエンジニアの登竜門となるシスコのCCNA資格取得サポートが受けられます。(ネットビジョンアカデミー受講生のCCNA合格率は90%です)
さらにうれしいポイントは、ネットビジョンアカデミーでは専門講師による学習だけでなく就職のサポートまで受けられる点です。
就職先もNTT DATA系列やIIJグループなどの未経験が自力で就活をしても入社が難しい大手企業への就職実績があり、正社員での就職率は90%(契約社員での就職を含めると100%)になるそうです。
詳しくは別の記事でまとめていますので合わせて参考にしてください。
キャリアアップ・年収アップ戦略
インフラエンジニアのキャリアアップ・年収アップ戦略として代表的なキャリアパスは下記が挙げられます。
インフラエンジニアのキャリアアップ戦略
- 上流工程
- プリセールス(インセンティブ)
- 外資メーカ
- コンサル
- 先端技術(クラウド、セキュリティ、AI、ブロックチェーンなど)
- 管理職
- フリーランス
- その他・・・
インフラエンジニアは未経験で始めても年収アップが確実に目指せます。
インフラエンジニアのキャリアパスについては別の記事でまとめたいと思います。
まとめ
以上ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの違いについてのまとめてみました。
どちらも今後拡大を続けるIT業界で間違いなく需要が増え続ける仕事です。
ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの両方の経験を持つ私からするとどちらも面白い仕事と心からオススメできます。
未経験でこれから就職する方や、経験の浅いエンジニアの方は、これから自分自身の市場価値を高めることを意識してキャリアアップしていってください。
自己研鑽と努力を継続すれば必ず報われる仕事です。
もし就職やキャリアのことで悩みがあればお問い合わせページから相談してください。
個別で返信させていただきます。