転職するときにどの企業でも中途採用面接を受けることになります。
あなたは面接が得意でしょうか?
私はキャリアチェンジした経歴の関係で書類審査で落ちることはあっても、面接まで進んで落ちたことは一度もありません。
↓↓私のネットワークエンジニアとしての経歴詳細↓↓
自分で言うのもおこがましいですが、面接は結構得意な部類です。
最近は人の面接をする立場にもなりましたので、どのような面接が評価されるかも更に分かってきました。
今回はネットワークエンジニアの中途採用試験でどのようにして面接に臨めば合格できるかまとめたいと思います。
Table of Contents
NWエンジニアの面接で一番大切なのは職務経歴と志望動機
超重要な職務経歴(経験)の説明
大切なことなので始めに書きますが、ネットワークエンジニアの中途採用面接で1番重要なものが職務経歴(経験)とその説明です。
中途採用面接では職務経歴書に沿ってあなたの経験を説明する時間が与えられます。
この職務経歴書に沿った経験の説明と、それに対する面接官からの質問への対応でほぼ全てが評価されているといっても過言ではないです。
#職務経歴書の書き方については別の記事でまとめる予定です
大きい企業の場合、書類審査や一次面接は人事部が行っています。しかし、一番重要な面接で登場するのは、一緒に働くことになる現場の人たちです。
現場の人たちはネットワークエンジニア(営業部の場合は営業も加わる)のマネージャーや部長たちなので、職務経歴書を最も重要な書類だと考えています。
人事のように履歴書に書いてある出身大学や学生時代のエピソードはそれほど重要視しません。
最初に職務経歴を簡潔に説明して、相手が興味を持った部分は深堀して説明するようにしましょう。
先にも述べたとおり、職務経歴を説明する時間は最初に必ず与えられますので面接を受ける前に必ず練習してから望むことが肝心です。
志望動機も必ず聞かれる
自分の職務経歴を簡潔に説明したら、それを元になぜ今この会社に応募しているのかという「志望動機」を論理的に説明しましょう。
さきほどの職務経歴の説明と、ここでの志望動機がリンクして説明できれば面接の勝率は飛躍的に上がります。
後から述べますが、志望動機はできるだけポジティブなものにしましょう。
あなたが新しい会社でチャレンジしたいことを中心に熱意を持って説明すればOKです。
・運用や保守まで一気通貫して経験を積みたい
・プロジェクトマネージャーに挑戦したい
・マネージャーとしてチームマネジメントに挑戦したい
・提案能力を身につけて営業成績を上げられるようになりたい
職務経歴と志望動機は簡潔なストーリーで説明すると尚良
職務経歴と志望動機の説明をするときにこれまでの経歴と志望動機をリンク付けてストーリーで説明できれば完璧です。
・ネットワーク技術を面白いと思ったきっかけ
・○○にチャレンジしたい理由(○○は提案、設計、PJ管理など何でもOK)
・今後どのようなキャリアアップをしていきたいか
職務経歴と志望動機がリンクしたストーリーは、人に説明して納得を与えられるものであれば大丈夫です。
今の段階で満足のいく経験を積めていない場合でも、偽りなくストーリーにすれば問題ありません。
キャリアアップしたい気持ちやチャレンジしたいことに自分なりの理由を付けて説明しましょう。
面接官に合わせて説明ポイントを決める
面接が複数回ある場合は、どのような人が面接官になるか早めに確認しましょう。
現場のSEなのか、SEマネージャーなのか、営業部長なのか、人事なのか、役員なのかによってどのストーリーにスポットを当てるか検討します。ストーリーは複数用意する必要はありません。どこに焦点を当てるかを決めるだけです。
現場のSEや営業マネージャーの場合は、技術面を中心に得意な部分をアピールしましょう。
人事と役員はあなたの人となりを見ていますので、技術面よりも志望動機や熱意をアピールしましょう。
難しければ最初の説明は作っておいて、面接官が興味を持った部分を追加で説明すればOKです。
職務経歴は盛らない(経歴詐称は絶対にNG)
職務経歴書に記載する経験や、会話の中でアピールするエピソードは盛らないようにしましょう。
盛ると深掘りの質問をされたときにバレてしまいます。経歴詐称も絶対にNGです。
質問に対しては、今知っている限りの範囲で臆さず堂々と受け答えすることが大事です。
内容よりも論理的な説明能力と、分からないことは分からないと言えることが評価されます。
ネットワークエンジニアの面接は職務経歴(経験)が評価されますが、これは経験してきたこと以外に今時点で経験していないことも堂々と述べれば大丈夫です。
面接はあなたのことを知りたい人が出ていますので、経験がないならないでいいのです。その経験を積みたいから転職希望をしているので。
面接に望むときのメンタルコントロール
職務経歴のストーリー立てた説明を考えたら、次は面接する時のメンタル対策をします。
主体性をアピール
目標に向かった主体性と成果をアピールしましょう。
誰かが考えたことや言われたことをそのままやるのではなく、自分で考えて行動したエピソードを話しましょう。
社会で仕事のできる人は、自分の目指している目標や成果に対して能動的に課題をクリアしていける人です。
現場で一緒に働く人は、一緒に目標に向けて頑張るのに無駄なコミュニケーションを必要としない人を好みます。
教えを乞うという姿勢ではなく、主体的に課題解決をできる姿勢をアピールしましょう。
面接官と対等な関係性を心がける
面接を受ける際にへりくだった立場から臨んでしまう方がいます。これは悪い傾向なのでこの機会に改善しましょう。
面接する会社は、あなたが就職後どのような貢献をしてくれるか期待しています。
へりくだってしまうと自信がない印象を持たれてしまいます。
あなたにも転職する会社を選ぶ権利があることを忘れないでください。
あなたが会社に貢献するのと同じように、あなたは自分自身がキャリアアップしていくにあたって、会社を選ぶ権利があるのです。
会社に対して何を求めているかをハッキリ伝え、その会社が逆にあなたに何を提供できるかを考えさせるくらいの気持ちが必要です。
基本は笑顔で前向き(ポジティブ)な印象を与える
面接では前向きな印象を与えることも大切な要素のひとつです。
転職動機を説明するときに辞める会社で満足できない部分を説明する必要がありますが、間違えてもネガティブなことを言ってはなりません。
運用しかさせてもらえないから転職したいと単純に言っても、この人は前の会社でそのような役割を与えられなかっただけだと思われてしまいます。
難しいかもしれませんが、コツとしては受けている会社でやりたいこと(志望動機)をポジティブに説明できればOKです。
ポジティブじゃないことはあえてこちらから説明する必要はありません。「今の会社でできないですか?」などと質問されたときだけ簡潔に理由を伝えましょう。
そのときの説明もできるだけポジティブになるようにしましょう。基本的には「今よりキャリアアップするために来た」という旨を熱意を持って伝えれば大丈夫です。
ポジティブな話で笑顔と余裕のある振る舞いを心がけましょう。
面接官の話を引き出す
面接は説明力が重要と思われがちですが、実は傾聴能力も評価されています。
あなたの採用を考え始めた面接官は、あなたに対して入社後に期待することを説明してきます。
その説明に耳を傾け、質問を交えながら相手にできるだけ話させましょう。
面接はどうしてもこちらがアピールする場なので一方的になりがちですが、できるだけ対等な関係性を構築するためにも相手に話させることが重要です。
その他①:シスコ資格について
ネットワークエンジニアならシスコの資格をすでに持っているかもしれません。
ここは個人的な意見ですが、CCIE以外はあまりアピールする必要はないと思います。
なぜかというと、最近のシスコの資格は市場価値が低下しているからです。
資格は聞かれたときだけ取得した経緯や合格体験談を説明しましょう。
「体系的に勉強するとともに理解度の証明として活用した」などと言えば大丈夫です。
↓↓ネットワークエンジニアのシスコの資格についての考え方はこちらの記事を参考にしてください↓↓
その他②:20代未経験ならネットビジョンアカデミーを利用しよう
新しいことを勉強するときに独学から始める方がいます。このやり方は間違っていませんが時間対効果の面で効率があまりよくありません。
ネットワークエンジニアの技術は特殊なので詳しい人に分かりやすく教えてもらう方がはるかに効率がいいのです。義務教育で習った英語を再び勉強し直すのとはとは訳が違います。
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